面接で特に重視される項目は志望動機であることはご存知だと思います。それには対策もきちんとあります。面接で志望動機を聞かれても決して怖くありません。定石ともいうべきテクニックについて本記事では書くことにします。面接直前では間に合わないかもしれませんが、転職活動を始めたばかりの方はぜひ読んでみてください。面接は効率よく対策できるのです。
志望動機の構成
志望動機とは何でしょうか?
わかっているようではっきりと認識していない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
志望動機を面接で質問されたとき、あなたは応募した理由を答えていませんか?
それでも間違いではないですが、面接テクニックとしては十分ではありません。
志望動機とは何かということをはっきり理解しておけば、回答の過不足はなくなり面接官も納得するのです。
なので志望動機の定義を把握しておくことは面接を受ける上でとても大切なことなんです。
実は、、、
志望動機というと「なぜその求人なのか?」だけでは不足なんです。
「転職理由」も合わせて語ることで志望動機の答えとしては十分になるんですね。
つまり志望動機は転職理由と求人研究とに分けて考えれば、答えは出るんです。
ということでそれぞれについて考えていくことにしましょう。
転職理由はあなたの未来
転職理由と退職理由との違いって何なの?にも書きましたが、転職理由は転職活動をする上で最も重要なファクターです。
転職の目的、目標を明確にしたものが転職理由だからです。
間違いやすいのは退職理由を面接官に答えてしまうことです。
元面接官の私から見ても前職についての不満は聞きたくありません。
退職理由のほとんどが給料が安い、休みがとれないなどだからです。
本音ではもちろん労働条件の改善をしたいというのはOKです。
ただ面接で公然と言うのはやめたほうが無難です。
転職理由はあくまでも仕事に関してのことにしましょう。
ほかの職種と違い看護師さんの場合はどこに言っても通用するコアスキルを習得しています。
あなたなりのスキルを前面に出して、それをさらにスキルアップできる職場を希望して転職活動していると面接で回答しても、さほど突っ込まれない貴重な職種です。
普通の職種の場合は転職理由をひねり出すのが一番大変なんです。
それに比べて看護師さんは恵まれた職種と言えるでしょう。
転職回数についても多く転職しているとほかの職種は不利ですが、きちんとキャリアアップしていれば看護師さんの場合はその点も不利になることはありません。
とは言っても転職理由は考える時間や労力が必要ですが、一度進むべき方向性を決めれば転職活動を通して一貫しているのです。
コツとしては今までのあなたのキャリアからこれからやりたいこと、やれること、できてしまうけど好きじゃないことに分類して、やりたいことよりできることを軸にすると転職理由は比較的すんなりできます。
転職は得意な方面に進んだ方が成功しやすいからです。
たとえやりたくても、経験不足であったり不得意なことはハードルが高くなりますよね。
なぜその求人なのか?
時間も労力もかかりますが効率よくこなすことで対応できます。
まずは志望する医療機関をリストアップしましょう。
次にリストアップした医療機関の経営状況を調べます。
もちろん特徴も調べていきます。
コツとしてはリストアップならリストアップというようにまとめてやることです。
情報収集はホームページはもちろんインターネットの口コミサイトや雑誌、新聞に至るまでの全てを対象とします。
その中から重複や誤りを削除していきます。
情報整理は表にすると見やすくなるでしょう。
これは時間をかけてくださいね。
そして応募はリストアップした中からできるだけするようにすれば志望動機に時間を取られることはなくなります。
別な求人に応募する場合は一度まとめて作業していますので、その要領でやればそんなに大変ではないでしょう。
要は慣れなんです。
調査は単純作業ですから。
リストアップは多ければ多いほど後々の準備が不要となります。
貯金だと思って頑張ってください。
色々調べる過程で別な興味が出てくる可能性もあります。
なので求人を徹底的に調べることは無駄にはなりません。
たとえ応募しなかったとしてもです。
まとめ
志望動機が何なのかがわかってしまえば、怖がることはありません。
に分解して考えればよいのですから。
今までのことをざっとまとめます。
- 志望動機は転職理由となぜその求人なのかに分けて考えると良い。
- 転職理由はあなたのこれからやりたいこと。
- 求人研究はホームページやインターネットを始め、出来るだけ情報を集めることがコツ。
- コアスキルと病院・クリニックに対しての働く意欲を見ることが出来るため、志望動機は重視される。
- すぐに辞められると困るから志望動機は重視される。
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